ヤミヨの不安

それは怪しい不気味な卵でした。
周辺に、生臭い空気が漂っていました。
卵を見れば見るほど、気持ちの悪さが、おなかに溜まってくるようでした。
ヤミヨはついにいいました。
「名前が決まらんのじゃから、この卵が産まれるのを許すわけにはいかん。谷底へ捨ててしまうのじゃ」
その場のみんなは、ヤミヨの言葉にホットしました。
それが、一番いい方法だと、誰もが思いました。
ところが、ただ一人、アワアワブクンは違っていました。


つづく
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